
2025年期 昭和区九条の会 20周年記念総会を終えて
中国・ロシア・北朝鮮脅威論
署名活動の際、「そんなこと言ったって中国や北朝鮮が攻撃してきたらどうするのか」との質問を受けることがある。政府の宣伝が繰り返し行われてきた成果?である。それは、危機感をあおって軍事費を増大させるための手段である。戦前は、「鬼畜米英」を使った。攻撃をしてくると言うが、「何のため?」「その結果?」を考えると、「絶対」とは言えないが、可能性は限りなく低い。
中国は今、米国に代わる覇権国への道を歩み、世界各国との融和を進めている。もし、日本を攻撃すれば、世界は中国離れを起こすであろう。日本が米国の覇権政策の一環としての「台湾問題」に関与しなければ中国からの攻撃は考えられない。北朝鮮は核で世界をにぎわしているが、国民総生産は日本の小さい県程度である。何らかの理由で日本を攻撃すれば、自分の国の存立ができない。「脅威論」を宣伝して無制限な軍拡をしなければならない状況ならば、「必死の外交」をすべきである。
S.G. (広路学区)
平和を求める声を広げましょう 〈総会を終えて〉
「つぶれそう一座」の講談、素晴しい内容でした。ウィシュマさんの無念、何とか晴らしたいものです。
さて、総会の報告やアピールにありましたように政府は日本が戦争する国へと大きく舵を切っています。2015年の安保法制=戦争法成立を強行して集団的自衛権を可能にするなど「戦争国家」へと邁進です。沖縄は勿論日本各地で自衛隊基地の建設強化、要塞づくりを図り、一旦有事となれば戦争反対の声を押しつぶし、米軍と一体となって再び侵略戦争にまい進という計画が出来上がりつつあります。驚くべきことに、陸上自衛隊が全国の葬儀団体と協定を結び、自衛隊員が戦死した場合に備えようとしている事です。この協定は海外での戦死者を想定したものであり、遺体の安置・保存、棺の確保、遺体の修復や防腐処理に関しての講義などの協力がうたわれています。明らかに戦争を目前にしたような内容であり事態はここまで進んでいます。
さらに、先の参院選挙で議席を大幅に伸ばした政党(参政党など)が極端な「排外主義」の立場で国内の外国人を「生活保護などで日本人よりも恩恵を受けている」「外国人の犯罪が増えている」などと事実に反する攻撃をしています。外国人の犯罪なら最も多くて悪質なのは在日米軍人の犯罪ではないでしょうか。これには口を噤んでいます。 また、「核武装が最も安上がり」などと言い放ったり「スパイ防止法」制定の動きも出ています。このようにきわめて危険な動きがまかり通っている一方、戦争体験を継承し、語り伝えていこうとの若者たちも増えています。被爆80年、被団協が「ノーベル平和賞」を受賞し、これを機に日本の「核兵器禁止条約」への参加の声も強まっています。
今まさに戦争か平和かのせめぎあいです。私たちは情勢をしっかりと見極め、戦争しようとする勢力の台頭を阻み、九条を中心に平和を求める声を広げに広げようではありませんか。
T.F. (吹上学区)
今年2025年、昭和区九条の会が生まれて20年です!
会員の皆さん!この20周年を記念して「交流会」を企画し開催します。
開催時期は、来年2月を予定しています。企画内容とスタッフを募集しています。思い出してください。2005年から日本そして世界は激動の20年間でした。2011年東日本大震災、福島の原子力発電所大事故、2019年に発生した新型コロナパンデミック、その間にも地震など自然災害が起こり、3年前から大きな戦争が世界の2ヶ所で起こっています。この20年間、私たちは地道に「憲法9条を守れ!」と運動を続けてきました。
20周年を新たなスタートとして、若い世代に平和のバトンを渡すために。 皆んな集まれ・・・。
9月28日 第19回 昭和区平和のつどい 開催しました!
昭和区御器所の柳城短期大学体育館にて、高校生のマジック、手あそび・バルーンアート、様々な年代の方たちによる、バイオリン・ピアノ演奏、歌、俳句甲子園。



そして、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんの講演「戦争と人間の尊厳 国内外の取材から考える」。体育館となりの名古屋聖マタイ教会ホールでは、主に昭和区内で平和を目指して活動している団体の活動展示や販売もあり。270名の参加者と共に楽しみながら、平和に生きるとは、を考える一日となりました。



いりなか保育園の職員さんが寄せてくれた感想をご紹介します。
これからの時代を生きていく子どもたちが、平和な社会の中で暮らしていけることを願いながら、平和のつどいに参加させていただきました。
安田菜津紀さんの講演では、被災地やガザでの取材を通して、人々の尊厳と平和への強い願いを感じました。このような学びの機会の大切さを改めて実感しました。R.S
地球温暖化や軍拡の問題を通して、平和と人権の大切さを深く考えさせられました。私たち一人ひとりが学び、正しい情報を見極め、未来のために声を上げることの重要性を感じました。 K.M.
安田さんのお話を聞き、知りたいという願いが人と人を結びつけていくことを感じました。各地の現状を知り、深く知ろうとしたり周りに伝えようとしたりする行動がとても大事だと思いました。 Y.M.
地球温暖化や戦争の話がすごく身近に感じられて少し怖くなりました。だからこそ、今回の平和のつどいのような会を通して正しい情報を知り、考えたりすることが大切だと思いました。 匿名希望
平和のための戦争企画展から学んだこと 『外交で平和をつくる』
2025あいち・平和のための戦争展で8月16日、猿田佐世さん(弁護士・新イニシアティブ代表)の講演「戦争しないため知っておきたいこと~戦争を回避する」を聴きました。
戦争を回避するための外交について多数の提言がありましたが一部紹介をします。
①ウクライナ戦争からの教訓
大国が一度戦争を決意したら何をしても止まらない可能性があるのでとにかく戦争させない環境づくりが大切である。
②台湾有事を回避するため日本が行うべき外交
軍事力の強化ではなく米中台との「独立を容認せず武力を行使しない」という共通認識を確認し「一つの中国」を尊重する。
米中双方に自制を求めるべき。
③戦争させない環境づくりには様々な外交(マルチトラック外交)の制度化が必要
政府外交、地方自治外交、姉妹都市外交、留学制度、修学旅行、各分野の交流(有識者、医師、看護師、弁護士、生協、経済界 etc.) 耐えがたい戦争を受け入れる困難さは外交による問題解決困難さを上回る。最後まで外交を諦めてはいけない。私達はきちんとした外交を行う政府を選びマルチトラック外交の一端を担う努力が必要である。
S.N.(滝川学区)
第7回 丘と坂のまち 平和のつどい
前号で紹介しました川名・丘と坂のまち9条の会の“平和のつどい”が10月11日に開かれ、出演学生、出演者を合わせて44人が集いました。

例年のように、落語とアカペラでは笑いと感動のひと時を過ごすことができました。

当時国民学校1年生だった森下規矩夫さんの映像も使っての名古屋空襲体験のお話しに、はじめて戦争体験を聞く学生さんたちも聞き入っていました。身近に戦争があったことを知り、自分たちのことを考えるきっかけともなっています。
今年は戦後80年の節目の年。バトンをつないで、あの戦争のことを語り継ぎ、平和を大切にしていきたいとの思いを若い人たちとも共感しあったつどいでした。
戦争する国にしないために 憲法9条を守る署名にご協力お願いしまぁ~す


私たちの呼びかけに「大丈夫です!」と行き過ぎる人たちの多い事!その後姿を見ながら「ハァ~」とため息をつくこともたびたびあります。そんな時、小学生の子ども連れのお父さんやお母さんが足を止めて話を聞いてくれるとそれだけでうれしくなります。
一緒にいる子どもも「何?なに?」という表情をするので「憲法9条のこと知ってる?日本は戦争をしないって決めたんだよ。」と話すと、「戦争なんてダメじゃん、人を殺すだけじゃん!」とズバリ一言。「そうだよね。戦争にしないように学校でいっぱい勉強してね!」と返すと「ウン!」とうなづいてくれます。
そんな親子の後姿に手を振りながらなんだかウキウキ・・・もう少し頑張れそう!
(事務局 F)
憲法9条をめぐる情勢 極右・排外主義に対抗する国民的連帯を
自民党の総裁に極右の“アイドル”高市早苗氏が就任し、公明党が連立離脱を宣言。そして日本維新の会が自民と連立で合意。まさに極右政権が誕生してしまいました。
賄賂にほかならない企業・団体献金を禁止するどころか、裏金づくりに何の反省もない自民党に対して、国民はノー!の審判を下したはず。ところがその民意に背を向けて、自民党にすり寄る維新が目論んでいるのは、民主主義を破壊する定数削減と、国民の命を削る医療費・社会保障費削減であり、アメリカ言いなりの大軍拡です。
同時に、日本に中国などアジア人が入ってくることを「サイレントインベージョン(静かな侵略)」などとデマで煽る一方で、米軍による事実上の占領支配は何一つ問題視しない参政党などの動きは、戦前のアジア蔑視の差別意識が、今も潜在していることの深刻な危険を可視化しています。真正面から九条を変えなくとも、こうやって差別感情を煽り、本当の敵から目を逸らさせ、着々と戦争への道を進めてゆくことができてしまう。その手法は、「ナチスの手口」そのものです。
歴史に学び、差別・排外主義・大軍拡にノー!の声を上げる国民的・民主的連帯を大きく広げる必要があります。
(たより編集委員 T.S.)
今、読んでほしい平和を考える絵本
赤ちゃんからお爺ちゃんお婆ちゃんまで、絶対楽しめます!

『ぐるぐるさん』
ひらぎみつえ (ほるぷ出版)
赤ちゃん絵本コーナーにある、小さな分厚い紙の絵本です。
しかし侮れません。この絵本の感覚にはまったら、病みつき間違いなし。
横の歯車を人差し指でコリコリ回すと、ぐるぐるさんが!!!!
あっと驚く模様の変化にオドロキーノ‼どの世代の方にもおすすめです。
(K.T. 静岡福祉大学)
12月8日 『平和のともしびウオーク』に参加しよう!

あの日1941年12月8日は、日本が焦土となり世界初の原爆が投下された太平洋戦争が始まった日です。
そして今年は戦争が終結して80年を迎えました。
絶対に戦争によって誰も命を絶たれてはなり ません。
多くの市民に語りかけましょう!
九条の会 スーパー前まち宣伝&署名
•11月 9日(日) 御器所交差点 12:00〜12:30
•11月16日(日) 桜山交差点 12:00〜12:30
•11月21日(金) 興正寺マルシェ 10:30〜11:00
•11月29日(土) 八事イオン前 10:30〜11:00
•12月 9日(火) いりなかバロー前 10:30〜11:00
•12月16日(火) 桜山交差点 12:00〜12:30
•12月21日(日) 興正寺マルシェ 10:30〜11:00
•12月29日(月) スーパーヤマナカ前 10:30〜11:00
※大学、高校前での実施を検討しています。
「平和がいいな昭和区の会」
御器所交差点スタンディング宣伝
ご一緒に「へいわのうた」を歌いましょう♪
11月19日(水)、12月19日(金) 12:00〜12:30
「何でも語ろう会」
会 場:昭和区長池町3-27 深田荘101号室
連絡先:「天元」鈴木さん(090-9170-5569)P有
参加費:1回300円/人
日 時:毎月第1・3土 午前10時〜11時45分
11/1(土),11/15(土),12/6(土),12/20(土)
世話人会
11月20日(木),12月18日(木)19時〜20時半
高齢者就業支援センター4階
※会員の方は、どなたでも参加できます!
【編集後記】
「第19回昭和区平和のつどい」が盛会のうちに終わりました。今年1月27日の第1回実行委員会からコツコツと、時には慌ただしく嵐のようでもあった1年でした。それにしても実行委員はそれぞれの仕事を持ちながらも担当の準備をやりきる、その粘り強さがすごい!と毎年思います。戦争がなくなり平和な世界となるよう、日本がそんな社会に率先して向かうように、来年もコツコツ進んでいくはず。平和でなきゃ!と思う人、仲間になりませんか。 (O)




